Story

独立物語

― 独立支援プログラムについて ―
決して簡単なことではないから、
手厚いサポートが必要

「農業をやってみたいけど、どうやって始めたら良いのか分からない」。
そんな想いを抱いている人のために、野菜くらぶが実施しているのが、独立支援プログラムです。これは、実地研修を通じて意欲ある人に農業のやり方をイチから教え、研修後は独立した農業人として自分の農場を持ち、野菜の生産を担当してもらう、というもの。
文章で書くと、とても簡単なように思えますが、農業をやって生計を立てていくには、栽培から販売までの一貫したマネジメントサイクルをしっかり確立する必要があります。それを確立しようと、ひとりで奮闘してみても、なかなか思うようにはいかないでしょう。そこで、野菜くらぶでは、独立後も様々な面から新規就農者をバックアップする体制を用意。これにより、ひとりでも多くの方が農業で成功できることを願っているのです。


農業というのは、野菜を育てるだけで成り立つものではありません、栽培技術、体力に加え、生物、土壌、気象などの知識、さらに、経営能力が求められます。努力の末、念願の独立を果たした先輩たちの姿をご覧下さい。
決して簡単なことではないから、
手厚いサポートが必要

成功者が増えるにしたがい、会社としての力もアップ
独立支援プログラムを始めた背景には、農業で成功する人をひとりでも多く輩出したいという想いがありましたが、その他に生産地ネットワークの拡充という狙いもありました。
農業には「適地適作」という言葉があります。つまり、その地域に適した作物を、適した時期につくれ、ということです。当社は長年、群馬でレタスを栽培してきましたが、近年になって夏場はレタスの出来が悪くなるという問題に直面。それを解決するために、新たな産地を探すことになったのです。結局、新たな産地に決まったのは青森で、そこにプログラム出身者が行き、レタスを生産してもらうことになりました。一方、群馬では冬場に収穫ができなくなるトマトについては、静岡に新たな産地を設けました。
こうして生産地のネットワークが拡がったことで、レタスとトマトは以前に比べ、通年で安定した出荷ができるようになったのです。


群馬、青森、静岡…。年間を通して、安心でおいしい野菜をお届けするために、野菜倶楽部は、機構や標高の異なる産地で、地元の農家とともに野菜を作っています。汗と涙(!)の産地物語をご堪能下さい!